院長あいさつ
当院は故尾辻達意先生が昭和31年10月1日に開院し、今日に至っています。当院からの眺めは桜島と錦江湾を一望することができ、最高のロケーションに位置しています。
現代社会は、ストレスにありふれており、心は疲れ易く、孤独感を感じ易くなっています。また、心の病の病像は十人十色であり多様化を呈しています。当院はこの多様なニーズ一つ一つに誠実に対応し、患者さまやご家族そして地域から喜ばれる病院であるように日々努めてまいります。
当院は平成20年8月に病院機能評価の認定を受けましたが、認定後も今後の更なる発展を目指して日々取り組んでいます。また、平成23年6月より急性期治療病棟を開設し、早期対応、早期治療、早期社会復帰を実践しています。これまでも多くの患者さまが回復し、退院後も自分らしい生活を送っています。今後も、一人でも多くの患者さまの社会復帰をサポートしていく所存です。
当院の基本理念や基本方針にも掲げている「良質な精神医療」、「心に響く、温かい精神医療」を心がけ職員一丸となって努めてまいりますので、宜しくお願い申し上げます。
院長プロフィール
経歴 | |
平成7年3月 | 鹿児島大学医学部卒 |
平成7年5月 | 鹿児島大学医学部付属病院神経精神科入局 (入局後、鹿児島県立姶良病院等で研鑽させていただきました) |
平成15年5月 | 鹿児島大学医学部付属病院神経精神科退局 |
平成15年6月 | 尾辻病院に就職 |
平成22年6月 | 尾辻病院院長に就任 |
資格 | |
・医学博士(鹿児島大学) |
|
・精神保健指定医(厚生労働大臣指定) | |
・精神科専門医(日本精神神経学会認定) | |
・メンタル運動指導士(日本スポーツ精神医学会認定) |
基本理念・基本方針
基本理念
患者さま、ご家族に信頼される良質な精神科医療を提供いたします。
基本方針
- 人権を尊重し、守秘義務を守ります
- 患者さまの心に響く温かい医療を心がけます
- 職員一丸となって研鑽に努めます
- 患者さまの早期社会復帰を目指します
- 開放的で、地域に開かれた病院を目指します
患者様の権利と責務
患者様の権利
- 患者さまはその生命、人格、価値観などを尊敬される権利があります。
- 患者さまは良質で安全な医療を公平に受ける権利があります。
- 患者さまは医師及び医療機関を選択する権利があります。
- 患者さまは医療上の情報を、理解しやすい言葉で丁寧に説明を受ける権利があります。
- 患者さまは医師や看護スタッフが精神保健福祉法を遵守することを求める権利があります。
- 患者さまの個人情報は保護されます。
患者様の責務
- 良質な医療を提供する為に、患者さまにはご自身の健康状態に関する情報を正確に伝えていただく責務があります。
- 他の患者さまの療養生活に迷惑をかけないため、病院の規則を守っていただく責務があります。
病院概要
医療機関名 | 医療法人常清会 尾辻病院 |
診療科目 | 精神科 |
診療日 | 月曜日〜土曜日(日・祭日は休診となります) |
受付時間 | 8:30〜16:30 |
診療時間 | 9:30〜17:00 ※予約制をとっております |
所在地 | 〒890-0085 鹿児島県鹿児島市南新町1番29号 TEL. 099-251-2209 / FAX. 099-250-1607 |
院長 | 土井 斉 |
基準サービス | ◇精神科急性期治療病棟入院料Ⅰ(35床) ◇精神病棟入院基本料15対1(42床) ◇精神科療養病棟(57床) ◇特殊疾患病棟入院料Ⅱ(21床) |
B棟全景(郡元より) |
航空写真 |
アクセス
[交通機関]
鹿児島市営バス15番線「志学館前」下車徒歩2分
鹿児島交通バス22番線「志学館前」下車徒歩2分
市電「南鹿児島駅」下車徒歩10分
JR指宿線「南鹿児島駅」下車徒歩10分
大きな地図で見る
フロアガイド(A棟)
A2病棟
男女混合の急性期治療病棟で35床です。
3ヶ月以内の退院を目標に、医師や看護師、精神保健福祉士、作業療法士、心理士、栄養士などのコ・メディカルが関わり、1日でも早い退院に向けてサポートしています。
退院後の社会復帰がスムーズに行くように、入院中の生活が入院前の生活とあまり差の無いような環境の提供に努めています。
治療上、自己管理の制限のある方にはスタッフがお手伝いする事により治療に専念できるよう、患者様に寄り添った丁寧で優しい対応を心がけています。
A3病棟
A3病棟は男女混合の精神療養病棟で42床です。
患者様には入院生活の中にも四季を感じて頂きたいとの思いから、四季折々のイベントを企画しています。
普段は見れない患者様の笑顔に喜びを感じながら、患者様により良い看護が提供出来るよう努めています。
フロアガイド(B棟)
B1病棟
精神療養病棟で男女混合の開放病棟で57床です。
部屋や廊下のスペースが広く、病室の窓からは桜島が一望でき、安らぎのある療養環境です。
病棟の並びにはバレーコートが一面できる体育館もあります。
作業療法やレクレーションをしたり、音楽が好きな人はピアノを楽しんだりもされます。
入院においては、他職種と連携しカンファレンスやSST・OT・退院支援プログラムを導入。
入院が長期化したことによる依存傾向の改善と生活リズムの改善を図り早期の社会復帰を目指しています。
B2病棟
平成25年6月に開設した特殊疾患病棟です。
病床数は21床で主に、身体機能の低下された方が入院されています。
病棟はB棟2階で、病床スペースも広くゆとりある療養環境を提供しております。
入院されている方に、より良い生活を過ごしていただける様に、あたたかい看護を目標に日々、取り組んでいます。